キーーーーーーン
翌日になっても、あいも変わらず耳鳴りは続いていた。
登校し、クラスメイトに「大丈夫?」と聞かれれば、「治ってはいないけど、大丈夫」と答えた。
今度は、Annettからも心配そうに聞かれ
”Ummmm “
と、私は微妙な顔をするだけで、なぜか具体的には何も話す気にはなれなかった。
やっぱり、耳鳴りがするということに落ち込んでいた。
しかし。授業は今日を含め残り二日なので、とりあえず集中することにする。
レベル6の授業内容は、温暖化の問題や麻薬をどうしたら減らせるかなどの話しあいなど。気を緩ませると全くついていけなくなる😅しかし、奥の手を使うこともある。(奥の手:隣の席の友人に、先生が言っていることや教科書の内容を簡単な英語に変換してもらって教えてもらう)
集中していると、意外と耳鳴りは聞こえなくなる。
無事に本日の授業は終了となった。
明日は、最後の授業と、卒業式。
学校を出るのも名残惜しく、
レベル4や5の時の教室を見て周り、学校に残って宿題を片付けることにした。
宿題を終え学校を出ると、外はもう暗くなっていた。
そこに、レベル5の時のクラスメイトと担任の先生に会った。偶然のことだったが、クラスメイト7人ほどと先生で、食事会をするから、一緒に参加しないと声をかけられた。
先生とご飯?いいの?と思いながら、二つ返事で参加することにした。
そして、お店は、とある日本食のレストランだと教えられた。
しかし、実はそのお店には私は以前行ったことがあり、正直なところ、オススメできない理由がいくつかあった。せっかくの大事な日をそこではちょっと、、、と思い、正直なお店の感想を伝えたところ
“ You said,not good!!!!”
と、元クラスメイトに大きな声で言われてしまった。
私は慌てて言い直す。
“Wait!!! I think ….it’s not so good“
それを聞いていた先生は
“Hahaha! Kaori is kind!”
と、笑った。
so が、あるとないではニュアンスが変わりますので、お使いいただけると便利かと思います😅
そして、別の、日本食が食べられるお店に行くことができたのでした⭐️
そこは、韓国の方が料理も接客もされているお店でしたが、店内はとても綺麗で、お寿司もとても美味しかったです^^
楽しい時間を過ごしたあと、私は、ふと思った。
(こんなふうに、私も、クラスメイトとAnnettと食事できたら素敵だなあ。
彼女は、私が食事に誘ったら、それを、OKしてくれるだろうか、、、、、❔)

